度量衡の一覧
度量衡の一覧は、悠里世界に存在する度量衡の一覧である。
目次
時間
ファイクレオネ
ファイクレオネにおける1日は現世時間に換算すると約24時間16分で、リパラオネとラネーメでそれぞれ異なる伝統的な時間体系を持つ。
リパラオネ・ラネーメ統合時計(理羅時計)がネット上で確認できる(#外部リンク参照)。
リパラオネ
リパラオネにおける1日(理: snenik)は、日が隠れている時間を司る神族ユンカーの時(理: jungkar'd liestu)と、日が出ている時間を司る神族ユナフラの時(理: junafla'd liestu)に大別され、それぞれを前半と後半とに分けた呼び方もある[1][2]。更にそれらを6分割(=1日を24分割)した時間を1時間(理: liestu)とし、1時間を36分割した時間を1分(理: rukest)、1分を125分割した時間を1秒(理: stususn; stu)としている。
また、stususnはラネーメとの関わりの中で生まれた可能性が指摘されており、元々リパラオネの一番小さい時間の単位はrukestだったが、ラネーメの時間体系と紐付ける為に1rukestと1挽時の最大公約数から1stususnが定められたと考えられている[3]。
リパラオネ時計は時計回りで1日2周し、正午頃に針が真上を指すなど、基本的に現世の時計と同じシステムが採用されている。
ラネーメ
ラネーメでは1日を100等分[4]した単位である片時(牌: zuo1 kak)を基本単位としており、10片時(=1日の10分の1)を1片時集(牌: zuo1 kak dat2)、10分の1片時(=1日の1000分の1)を1挽時(牌: hua1 kak)としている。表記揺れで時片と書かれることもある。
ラネーメ時計では1片時集毎に1周するので、1日で10周する。
換算表
各単位を他の単位に換算した一覧表は次の通りである。
リパラオネ | ラネーメ | 現世 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
snenik | liestu | rukest | stususn | 日 | 片時集 | 片時 | 挽時 | 日 | 時間 | 分 | 秒 | ||
1 | 24 | 864 | 108000 | 1 | 10 | 100 | 1000 | 1.012 | 24.278 | 1456.667 | 87400 | ||
0.0417 | 1 | 36 | 4500 | 0.042 | 0.417 | 4.167 | 41.667 | 0.0421 | 1.012 | 60.694 | 3641.667 | ||
0.0278 | 1 | 125 | 0.012 | 0.116 | 1.16 | 0.0281 | 1.686 | 101.157 | |||||
0.008 | 1 | 0.009 | 0.013 | 0.809 | |||||||||
1 | 24 | 864 | 108000 | 1 | 10 | 100 | 1000 | 1.012 | 24.278 | 1456.7 | 87400 | ||
0.1 | 2.4 | 86.4 | 10800 | 0.1 | 1 | 10 | 100 | 0.101 | 2.428 | 145.667 | 8740 | ||
0.24 | 8.64 | 1080 | 0.1 | 1 | 10 | 0.243 | 14.567 | 874 | |||||
0.864 | 108 | 0.1 | 1 | 1.457 | 87.4 |
カラムディア
ハタ王国
ハタ王国の時間の単位は基本的に現世と同様の時間体系で、1日(有: zuu)を24時間、1時間(有: jimka)を60分、1分(有: fase)を60秒(有: ichoze)としている[5]。
長さ
ハタ王国
ハタ王国ではコキエン(有: kokien)という基本単位が用いられる。これはスカルムレイ一族が住まうアルパの長さを基準としており、1kokienは約8.969mに相当する。
以前は1kokien≒8.959mだったが、ファイクレオネとの接触をきっかけに1kokien=115/4ftaと規定した。
リパラオネ
リパラオネにおける一般的な長さの単位としてはフォンタローエシュ(理: fontalorex; fta)が用いられている。ファイクレオネ(惑星)の半径を約20000Sftaとして、1Sftaの1000分の1に当たる長さを1ftaと定めており、約31.199cmに相当する。表記揺れでfontalorexoと書かれることがある。また、フォンタローエシュの2倍の長さを表すローエシュ(理: lorex)も存在する。
ユエスレオネ革命以前はdianという単位が使われていたが、反革命的な単位であるとして廃止された[6]。
他にもラネーメの1片の長さを元に1ftaを1/6(約5.199mm)にしたxpf (理: xantaqasta lut panqa'd fontalorex)という単位もあるが、これは専門的な単位であり、一般的には使われない。
ラネーメ
ラネーメの伝統的な長さの単位として片(牌: zuo1)があり、これは線香が1片時で燃焼する長さ(約55.4mm)に由来する。
面積
ハタ王国
ツェルデン(有: tserden)が用いられる。1tserdenは約4.4m^2である[5]。
リパラオネ
ニューッカング(理: niurkkang; nrk)が基本単位として用いられる。1nrkは0.333平方ftaである[7]。
体積
ハタ王国
ワーデン(有: waaden)が用いられる。1t × 1nkで求められる[5]。
リパラオネ
デュゾスト(理: dysost; dys)が基本単位として用いられる。1dysは0.333立方ftaである[8]。
質量
ハタ王国
トアルネン(有: toarnen)が用いられる。1toarnenは約6.064gである。
以前は1toarnen≒6.065gだったが、ファイクレオネとの接触をきっかけに1toarnen=152/300000styと規定した。
リパラオネ
ステュズェン(理: stysien; sty)が基本単位として用いられる。1styは約11.969kgである。
ユエスレオネ革命以前はletiaという単位が使われていたが、反革命的な単位であるとして廃止された[6]。
温度
連邦影響圏では貴度(理: la artidzemirs-kysonium)が広く使われている。転写ではa°またはak°と表記される。これはADLP時代に定められたもので、水の凝固点の温度(摂氏0度)から人間が外で活動するのに不適切な温度(摂氏37.6013度)までを0から100として区切ったものである[9]。摂氏温度×2.6594で求めることができる。
音高
ファイクレオネではドの音(燐: 一、理: A)を243 stu-1(約300.27Hz)または244.3 stu-1(約301.88Hz)に調律するのが標準となっている。
脚注
- ↑ 【ZpDIC版】リパライン語辞書 - junafla
- ↑ 【ZpDIC版】リパライン語辞書 - jungkar
- ↑ 度量衡などについて考察する - さて、話をリパラオネに戻す。4500stuを何等分しようか。
- ↑ Twitter@S.Y 時間に関しては1日を100等分して基本単位とする。
- ↑ 5.0 5.1 5.2 有日辞典 - firio
- ↑ 6.0 6.1 Twitter@Fafs F. Sashimi 古理語時代のletia/dianの元はレアディオの王冠の重さと高さだったな。
- ↑ 【ZpDIC版】リパライン語辞書 - niurkkang
- ↑ 【ZpDIC版】リパライン語辞書 - dysost
- ↑ 【ZpDIC版】リパライン語辞書 - la artidzemirs-kysonium